アメリカで開催されている音楽賞!グラミー賞とはどんなものなの?

アメリカでは「ビルボード・ミュージック・アワード」や「アメリカン・ミュージック・アワード」など音楽賞がいくつか開催されています。その中でも「グラミー賞」は世界最大の音楽賞とも言われているほど大きなイベントです。

テレビでもグラミー賞授賞式が放送されるなど、話題の多いイベントです。そこでグラミー賞とはどのようなイベントなのか、過去の受賞者なども詳しく解説します。

 

グラミー賞とはどんなものなの?

グラミー賞は1958年に作られた音楽イベントのことです。本イベントは全米レコーディング芸術科学アカデミーという団体が作りました。イベントの対象となる音楽のジャンルは多く、ポップなものからロック系さらにクラシック音楽まで受賞部門が作られています。

イベント会場には様々な音楽ジャンルのアーティストが集まり、テレビで生中継されます。第55回グラミー賞の中継では、視聴者数が2,800万人を超えるなど盛大な盛り上がりを見せています。 グラミー賞は実際の音楽作品の売上とはあまり直結をしないと言われています。実際に年間第一位の売上を出したアーティストでも、グラミー賞を逃した人もいるくらいです。

例えばアイスランドのスター「ビョーク」は過去に15度グラミー賞にノミネートされましたが、一度も受賞に至ってはいません。さらにフレディー・マーキュリーが主体となり活躍していた「クイーン」もグラミー賞の主要部門賞は獲得していないです。

では受賞する人はどのような人なのか気になりますよね。グラミー賞で評価されるには人気だけでなくアート性や独自性も重視されます。例えばチャイルディッシュ・ガンビーノは、米国の暴力性を歌詞にした音楽で2019年のグラミー賞を受賞しました。実はラップの音楽が過去に受賞したことは一度もなく歴史的な転換点となりました。

 

過去に日本人もグラミー賞を受賞している

グラミー賞を受賞した日本人は過去に何人かいます。

例えば1988年には最優秀オリジナル映画音楽・アルバム賞として坂本龍一の作品「The Last Emperor」がグラミー賞を受賞しました。また2019年には日系アメリカ人のヒロムライが「デイズイズアメリカ」という映画の音楽を担当し、劇中で使われた音楽作品がグラミー賞を受賞。他にも2011年のグラミー賞では「モーツァルトピアノ協奏曲第23番・第24番」で日本のピアニスト内田光子が受賞しました。

今回の受賞について内田光子は「大変嬉しい、なぜなら長く仕事をしてきたクリーヴランド管弦楽団と一緒に評価されたからです」とコメントを残しています。日本人が受賞する可能性もあるため、グラミー賞はアジアに住んでいる人にとっても注目のイベントです。

 

2021年にはどのような人がノミネートされているのか

2021年も引き続きグラミー賞が開催されます。3月14日に開催予定で、日本ではWOWOWで独占生中継。月額2,530円の視聴料が必要ですが、視聴を希望の方は下記サイトなどを参考にして短期契約をすると良いでしょう。

グラミー賞2021・視聴方法放送ガイド

そこでどのようなアーティストがノミネートされているのかチェックしておきましょう。

デュア・リパというイギリス人女性歌手は、レコード賞において最有力候補と言われています。彼女は主要3部門すべてにノミネートされました。デュア・リパは2020年の「ディスコ回帰」の先陣を切ったアーティストです。例えば彼女のシングルアルバム「ドントスタートナウ」はディスコのノスタルジックさと斬新さが見事に融合した作品です。

実際にドントスタートナウの影響が2020年の音楽業界に大きな影響を与えました。例えばBTSの手掛ける「ダイナマイト」もデュア・リパの影響を受けた作品です。 BTSというのは韓国の男性アイドルグループのことです。

彼らは2021年に、はじめてグラミー賞にノミネートされました。BTSの手掛けるダイナマイトは全米ビルボード1位を獲得した実績もあります。アシアで純粋な歌作品がノミネートされたのは実に57年ぶりのこと。

さらに2020年に発売されたマップオブザソウル7も全米で1位を獲得するなど、BTSは米国で人気が高まっています。コロナウイルス感染拡大の影響を受けて世界の人たちが弱っている中、BTSのエネルギーのある歌に米国の人々が惹かれました。意外な人物がノミネートされる傾向があるグラミー賞は目が離せないイベントです。